坂の上零の「秀才、エリート軍団がたった一人のアホに勝てない理由」

★秀才軍団がたった一人の本物のアホに勝てない理由

私は、たった数名のスタッフの前で宣言した。かつての本田宗一郎氏のように。

「うちは困難な道を行かされているが、これはいいことだ。

だからこそ飛躍する。

うちは、今の分野で圧倒的な実績を叩き出し、他の追随を許さないNO.1の会社になる。この業界の9割をうちが抑える。

インド事業のビジネスマッチングや事業成功までのビジネスプロデュースと言えば、エンジェルバンクに依頼することを常識とさせる」

「うちは今は小さい会社だが、豆腐のように兆(ちょう)で数える事業を展開する会社になる! 



世界に新しい金融システムと、それを統括する銀行を近未来につくり、コアな技術を持つ会社を集めて、

エンジェルバンクを中心とした国際日経企業グループ、和僑のネットワークをつくり、それを財閥にする。

さらに、日印の経済基盤をもとに、大東亜経済圏をつくる!

そして、世界と各国政府、その下の企業や人民を金による支配から解放し、二度と侵略されないアジアをつくり、地球を救うのだ」と。


この社長、アホだと思ったことだろう。

頭がおかしいと。

普通の人なら、そう思って当然だ。

確かに、私はアホだ。


しかし、スタッフは、そのアホを信じてくれている。


こんな私の信念を信じてくれているスタッフも、スタッフなのだが……、
こういうスタッフを私はもてて、本当に幸せだ。


生涯の宝だと思う。成功した暁には、みんなでリッチになろう。

私を信じて、苦労時代を一緒に頑張ってくれたスタッフは、
私が真っ先に労を報いたい人たちだ。

彼らをリッチな金持ちにしたい。

社長は真剣そのもので、本気でそうなると結論を出しており、未来から逆算して、今の仕事にあたっている。

つまり、そうなるべくして、なるのだ。

どうやってそうなるのか、どうやって実現するのかという「HOW」を導き出す前に、そうなる未来を実際に見たように確信しているのだ。

未来にそうなることが、もう判っているのだ。


そうなる前に、始める前に、未来を確信しているのである。


こういう人は本物だが、かなりのアホか天才だ。

アホか天才しか、突出した成功はしないのかもしれない。


しかし、言っていくが、秀才では、アホの天才には勝てないのだ。


秀才は、秀才で終わる人だ。

アホにはなれない。
スケールも、発想も、全く違うから。


ここ一番で、見事な力を発揮するのは、用意周到に計算して、計算高く立ちまわる、お勉強ができる、小利口な秀才ではなく、

使命感を持った一介のアホの方なのだ。


そして、秀才たちは、そのアホの天才には勝てない。


秀才が束になっても、アホ一人に勝てない。

このアホに雇ってもらうことしか、秀才にはできない。

自分で事業を創り出し、大きな市場を創り出し、無から有を生み出すような神業は、とても秀才にはできないのだ。


だから、専門職以外では、大学は無意味だと思う。
それで勝敗は決まらない。


ビジネスは実力なので、大学のお勉強は関係ない。

そんなもので金など稼げないし、成功などしない。

所詮、学校で習うことなど知れているから。


実力がなけりゃ、ダメなのさ。


やる! やって成果を出す。

それだけ。

稼げること、成果を出すこと。

これだけ。

そんなものは、いくら勉強しても無理。


稼げる人、成果を出せる人は、未来を確信し、

使命感と確固たる信念を持ち、決意できたアホだけ。



事業、ビジネスは、屁理屈や理論も大事だが、それ以上に、使命感、決意、不屈の信念でやるものだから。


秀才はなかなか成功できないのに、天才のアホには、成功は簡単だ。


彼ら、秀才には逆立ちしてもできないこと、絶対に不可能なことを、最初から、かんたんに可能にするのが、天才のアホ一人なのだ。


アホには理屈よりも、神の命令を取るため、突出した力が働く。


アホは、強いのだ。恐れもない。


周りを見ても、本当に大きく成功した経営者や成功者の大半が、偉大なるアホだった。


ほとんどの財を成した成功者は、天才のアホか、アホのような天才かのどちらかだった。

勝敗は、勝負に出る前に、8割がた決まっているものである。

コメント

  1. 坂の上様
    やっとグーグルプラスを使ってくれました。
    ありがとう御座います。

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  2. 坂之上玲さん
    生まれつきでしょうね
    成功の法則のうちの
    コミットメントすること
    身についてますね
    さすがです。

    返信削除

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